――これはちょっとヤバいぞというエッチ経験はありますか？

「2時間セックスをしたのは、結構ヤバかったかも」

――相手がすごいじゃないですか！

「しかも2時間で一発なんですよ。すごくないですか？」

――相手が遅漏だったんですか？

「いや、本当は早漏なんですけど、めっちゃガマンして、ガマンして2時間頑張ったみたいです(笑)」

――すごい！　勃ちっぱなし？

「はい」

――挿れっぱなし？

「はい。挿れっぱなしでした」

――2時間の挿入はどうでしたか？

「すごい気持ちよくて、相手のことを好きになりました」

――アソコは痛くなかったですか？

「痛くはならなかったです」

――精力剤や勃起薬を飲んでいたのかな？

「もしかしたら飲んでいたかもしれないですね。相手は『この一発にかける！』とか言っていました(笑)」

――いい話ですよ！

「そのエッチはめっちゃよかったなって思います」

――エミリさんは「エロいい話」ばかりです。いまでも忘れられない、最高に気持ちよかったエッチはありますか？

「どれも平等に気持ちよかった」

――いい言葉だ！　ガンジーかリンカーンみたいですよ。

「なんだろうなあ？　メンズエステ系のAVが好きな彼氏がいて、プライベートなのにメンズエステ系のイメージプレイをしました」

――イメージプレイの一環ですか？

「そうです。彼氏の部屋のドアを『コン、コン、コン』ってノックしてから、『失礼します』って言って入るんです。しかも、彼氏も結構ノリノリで、私が『ここが凝っていますね』って言うと、『そうですか』って返事をしてくれるんです(笑)。だから、AVでもメンズエステ作品には出たいです。めっちゃ作品を勉強してるので(笑)」

――勉強熱心だ。そこでAVの話に行くんですけど、好きな女優さんはいますか？

「永井マリアさんが好きです」

――渋いですね！

「エロいお姉さんが、すごくエロくなるのが好きなんです」

――それでAV女優になったきっかけは？

「きっかけは有名になりたいのと、3Pをやってみたいからです」

――部室での3Pは未遂でしたからね(笑)。AVにはどういうイメージを持っていましたか？

「悪いイメージは特になく、三上悠亜さんや桃乃木かなさんみたいな、かわいい女優さんがいるイメージでしたし、自分が入ったら楽しいし、自分に向いている感じがしました」

――デビュー作は初脱ぎ、初セックス、ハメ撮り、フェラチオ、3Pと盛りだくさんです。初脱ぎはカメラがあったり、スタッフがいたりします。カメラの前でゆっくり脱ぐのはどうでしたか？

「恥ずかしかったし、超ニヤニヤしてました」

――ニヤニヤですか？

「照れ笑いです」

――スタッフからの視線は感じるじゃないですか。人に見られながら脱ぐのは、どんな感じでしたか？

「緊張しすぎていて、誰の視線も感じていなかった気がします」

――さらにそこからセックス行為に及ぶわけですよ。人前で思いきりエッチな姿を見せてどうでしたか？

「そんなに『恥ずかしい！』みたいな感情はなかったです。逆に『ぜひとも見てください！』みたいな感じでした(笑)」